ユビキタスキャプチャーの書き方、実践例など。
ユビキタスキャプチャーにはまっています。
というか、昔からやりたかったんですが、いまいちやり方がわからずに、購入したMOLESKINEを持て余していたんです。
ネットで検索しても、MOLESKINEいいよ、こんなボールペンが良いよ、なんて道具の紹介はかなりありますが、実際に、どういうふうに書いているのかさっぱりわからず。
結局、実践例が少ないので遠ざかっていたのですが、幸運にも僕はかれこれ10日間続くやり方を見つけましたのでブログに投稿となりました。
使う道具は、もちろんMOLESKINE。
高くなりました、今や1600円の時代は過ぎ去り、一冊あたり、2000円とは(^.^;)
MOLESKINEの種類は、ソフトカバー青色で、クラッシック、ドット方眼。
ボールペンはぺんてるのENERGELノック式。
これだけです。
まずMOLESKINEをトライした方に多いのは、途中で書くのをやめてしまい、結局宝の持ち腐れのパターン。
気がつきました。
MOLESKINE苦手な方、実は方向が問題なのです。
日本語って、縦書き横書きできますが、横書きの場合、リズムがあってMOLESKINEを普通に縦向きに使うと、ペースが崩れる感覚があります。
MOLESKINEは横で使う
を、ぜひやってみてください。
あと、MOLESKINEはハードカバーのイメージが強いですが、もったいない。
実はソフトカバーが逸品なのです。しかもかなり使いやすい。
確かに固くないので台座がないと書きにくい感じはしますが、それを余る使いやすさと肌触りです。
感触はかなりエロい。
官能的な肌触りがある手帳ってそうそう無いと思います。
そしてボールペン。
MOLESKINEに万年筆は多分ダメ。
僕もパーカーを始めいくつかトライしてみましたが、裏抜けがあり、それだけで幻滅してしまいました。そういうのを避けるためにボールペンですが、フリクションが一番いい、と言いたいのですが、熱への耐久性と保存性の問題から避けました。
軸の太さ的にばっちりで握りやすく、書きやすく、ちょうどいいあんばいなんですよね。
それで、それに近いものは何か、ENERGELのノック式。
これならばかなり軸の太さが近いし、なにより消えてしまう心配なし。
そして、ボールペンマニアの僕が自信を持ってオススメします。
かなり使いやすい。
そして、これもなんとなく官能的w…かも?w
太さは色々試しましたが、好みによりますが、最低でも0.5から、できれば、0.7、1.0、くらいの太さでも全然いいです。
これには理由があります。
後述します。
ああ、結局道具の紹介になってしまったww
ユビキタスキャプチャーの実例を作りましたので、こんな感じです。
以上が僕のユビキタスキャプチャーの一例です。
内容は完全にフェイクですので、全く本人とは違う生活を想像して書いているものです。
時系列で記録を取る
というのは、ユビキタスキャプチャーの入門であり基礎でもあるとも思います。
字が汚いのはご愛嬌ということでご勘弁くださいww
ご覧になってわかるように、MOLESKINE自体は完全に横使いになっています。
縦に使おうとすると、時間を記入した時点でスペースがなくなってしまい、
「書き続けるという快感を失う」
のです。
だから、横使いはかなりオススメです。特に今まででMOLESKINEでこけた方には。
キャプチャの例は、実際にキャプチャしている速度で記入しています。
丁寧な字で写真を取るのが一番でしょうが、それでは臨場感というか、参考にはならないので、実際の速度と字体で書いてみました。
では、実際に、何に気をつけてこういうふうに書くのか、と言うことですが、これです。
「ユビキタスキャプチャーを続ける為には、書くことを頭で選ばない」
と言うことだと思います。
それは車の運転に近く、あれこれ選んでやっている状態では、まず取捨選択でキャプチャをし損ねていると思いますし、人間って、いきなりきれいに物事ができるほど器用ではないと思うからです。
「ユビキタスキャプチャーは何を書いていいのかわからない」
↑\(^^\) (/^^)/
「自分の行動全部書けるだけ書いてごらん」
と思います。
自分の行動を記録するのに、別に考える必要はないからです。
ともかく、カクカクカクカク。
書かないことには何もわかりません。
僕がユビキタスキャプチャーを続けるようになって気がついたことがありました。
それは、
「人の一日の情報ってなんて多いんだろう」
ってことです。
ツイッターですよ、ツイッター。
一人ツイッターと思って書くと色々書けます。
ツイッターやフェイスブックで色々書けるのに、MOLESKINEに書けないなんてことはないと思うんですよ。書くこと選んでいるから書けないんだと思います。
それと、
「MOLESKINEはきれいに使うノートじゃない」
ってことです。
ブルース・チャトウィンやゴッホは目も見張るほどきれいに使っていたのか、と思えませんし、むしろ結構書きまくって本人しかわからないくらいだったような想像がつきます。
だから、MOLESKINEを愛するならば、くたくたになるくらいたくさん思うように考えるままに、そして感じるままに使ってみようと僕は呼びかけます。
それがMOLESKINEなんだろうなって。
ユビキタスキャプチャーの効果は凄いです。
なにが凄いかって、脳みそのRAMが増えると色々なことを考えるようになります。
そして人間って本当にいろんなことをしています。
色々な情報を発信して受信しています。
それがなんとなく整理されていくのです、書くことって凄い、すばらしい!
時系列のMOLESKINEに慣れてきたら、今度は自分のアクティビティだけの記録ではなく、胸の中、心や頭や感情や色々なことを付け加えればいいと思います。
僕は、心中は時系列ではないところが多いので、その時に何時か記録せずにただ書きつづっていきます。
ある種のマインドマップ的な使い方になります。
僕の心の中は四次元なのですw
こう言った、「心の中の動き」もキャプチャしていきます。
色々なことを考えると同時に紙に書きます。紙面で考える、と言った感じでしょうか。
ダイナミックに1ページ使います。
大丈夫、MOLESKINEはめっちゃページ数があるので、多少のことは平気です。
あとは、衝撃的な物に関しては絵で残すのもいいと思います。
実は、車を運転しているときに、
「ああ、あれあれ。玄関のところに置く、仕切り、名前なんだっけ…?!?」
となりまして、結局調べたら、衝立(ついたて)です。
で、頭の中に、イメージは浮かぶんです。
名前が思い出せない…ニューロンが繋がらない感覚ですw
ですから、自分の頭のイメージと名前を結びつけるために、MOLESKINEに簡単な絵を書きます。
…良いんです。僕には衝立に見えるんだから!wwww
なんじゃこりゃwww
と思ったのは僕もです。
ヘミシンクで、「人類の起源」を探索中、とんでもないものを見まして。
また別の記事にしますけど、そこで出会った生命体?、知性体?の姿です。クトゥルフみたいな感じで(クトゥルフは想像だと知っています)、むちゃくちゃ気持ち悪いものでしたけど、あまりにインパクト強すぎて、文字で記すより、絵で書いたほうが残ると思って書いておいたのです。
おかげで未だにこの姿、忘れられませんw
こんな感じで、
「本当の意味で自由に使うノート、それがMOLESKINE」
です。
ユビキタスキャプチャーの話なのにww
最後にMOLESKINEとかww
まあ、両者一体化しているので良しとしてください。
そんな感じで、ユビキタスキャプチャーに興味がある方に、少しでもヒントになれば幸いに思います。
この記事自体がユビキタスキャプチャーについてのユビキタスキャプチャーみたいなものになってしまいましたw
P.S
ボールペンが太いほうがいい。
というのは、細すぎると、細かく書いてしまうからです。
太線で書くと、きれいに見えますし、日本語が映えます。
大きく書いても弱々しい印象を受けません。
大きく文字を書くと、気持ちが良いものです。
大きく書いても痩せて見えない。
これが理由です。