パリオリンピックって、文化のファシストなんですね。



上記の写真に意味はありません。

【解説】若者取り込み重視のIOC、野球・ソフトは仏で“人気薄” - SANSPO.COM https://www.sanspo.com/sports/news/20190222/oly19022205000001-n1.html @sanspocomさんから

の記事を見つけましたので、紹介です。
というか、今朝方、NHKのニュースで寝ぼけ眼で話を聞いたときに

「はあ???」

と感じたので、忘備録的なログです。

僕が見たのは、フランスのエスタンゲ会長が、
「野球とソフトボールはフランスの文化にそぐわないから、競技種目から外した」
という話でした。
各サイトをチェックすると、人気がない、予算がない、とのことで、外したということなので、まあ言ったことは間違いないでしょう。

僕は勘違いしていたのですが、オリンピックというのは、世界的大会ではなくて、各国の文化と主義主張をアピールするような大会なのですね。

というのも、

「開催国の文化にそぐわない」

という理由というのは、はっきり言って文化のファシズムだと思うんですね。
まあ、保守的なフランス文化ですから、そういうところもあるのかなと思ったのですが、よく考えたら、もっと懐の深いのがフランス文化ですから、これは、エスタンゲ会長さんのお話なんだなと。

別に僕は、格別、野球やソフトが好きなわけではありません。

が、今回の話については、ちょっと待て待てちょっと待て、と思ったのです。

文化にそぐわない、のであれば、むしろ開催するべきです。
多種多様の話があってこその世界的大会ですので、むしろ、排除の方向に向かっていったら、それは世界的大会の名を関することはおこがましいと思うのです。

ヨーロッパでは、様々な情勢が窮すると愛国主義を掲げて排他主義的なファシズムが台頭してきますが、歴史から何も学んでいないのですか、と思います。

様々な理由からオリンピックには年々問題が膨れ上がっているようで、予算と開催費と同じで、話が最初と違ってくるようですね。

近代オリンピックが、後世、揶揄されないように祈っております。