物を無くした、どうして。


物をなくすとげんなりしますよね、探している時間ももったいないし、そもそも記憶にあるはずの位置に物が無い。
探していると、

「え、なんでどうして」

となります。
僕は多分ADHDの気が強いたちなので、よくわかります。そして、物を探している人は独特な動きや視線、そして、いわゆる気を放っているのですぐ分かります。
特に、本気で物を探している人は、気を四方に放ち、体の感覚全部で物を探します。

問題は、

「そこまでしてなぜ見つからないのか」

「どうして無くなる」

という話です。この二つはスピリチュアル的に見ると、とても密接をしていて、どうして過去の偉人たちは物をたくさん持つことをよしとしなかったのか見えてくる物があります。

まず、なくなる理由です。そこら辺のブログにあるように、片付け術や、その他の色々な話はそれらに任せるとして、スピリチュアル的な、形而上学的な意味で見ていきたいと思います。

【隠される】
ということがあります。故意とそうで無い理由がありますが、良くない見えないエネルギーに触れているとき、いわゆる霊(種類様々)とか、またその場のエネルギー、など、いわゆるアンチパワースポット的なものに触れていると、人はそれが見えなくなるときがあります。

よく心霊写真とかで、手が写っていない、足が写っていない、などありますが、あれはそういったエネルギーが見る側と見られる側の間にあるので、わからないのです。つまり物自体は存在しているのに、自分の目には見えない、という状態です。
これは、その場から離れるか、物を探しても見えないので一旦諦めるか、自分の波長をそこまで下げるか、の択一になります。

これ、感情的な人や、自分の親類にはろくな人がいないという人は要注意です。
感情的な人は、ネガティブなものを引き寄せやすいので、物が隠されます。
親族にろくな人がいない、という人は血族的に何か霊的な問題を抱えていたり、そもそも神様に好かれないような血族だったり、人の恨みを大いに買っているような状態と考えられますが、いずれせよ、あまりによくないということはわかると思います。
私は例外、と思いたいですが、残念ながら、「血族」で見る神様からすると、一緒くたです。

どうしても上記で、どうしても見つけたい場合は、
「探すのをやめ、茶で一服して、期待せずにもう一度周りを確認する」
です。

出てくると、
「えー、さっき探したのに。なんでここにあるの」
という気持ちになります。


【単純に忘れる】
これは…もう、大脳生理学的な話ですし、まあ、解決方法としては、手に持ったら、戻す位置は決めてまとめておく、くらいしかありません。
こういう場合、出てくると、
「ああ、そうだ、そういえばここに置いた」
という気持ちになります。


【物が貴方を嫌い】
僕はどんな物でも命や意志があると思います。
それは、無機物でも同じで、これはスピリチュアルに携わる多くの人が同じ事を言っています。
同然、人に相性があるように、物にも相性があります。
アインシュタインが言っていたように、全て物はエネルギーなのです。

貴方がどんなに好きな物でも、物が貴方を嫌いならば、ご縁はありません。
探しても無駄です。
これは仕事の物よりも、プライベートでよく使う物に起こりえます。そして、買って間を置かず起こります。

解決方法としては、
「探しても無駄」

出てきても
「なんか使いたくない」や「他のがあるからもういいか」
という気持ちになります。

【自分がエネルギー不足】
これはいわゆる疲れている(気枯れている)状態です。
疲労困憊の時など、いつもならばそんなことがないのに、なくし物がたくさんある、というのであれば、貴方自身が危険な状態なので、休みましょう。ともかく休養が必要なので、探すのを止めてしまうことです。

解決方法
「積極的に休息を取る」

出てきたら
「一気に探し物が出てきた」

【特別な失せ方】
これは、お守りや水晶など、霊的、スピリチュアル的なものです。
よく聞く、「身代わりになったんだよ」の類いですね。
これは、そういう使命を持った物なので、天の采配です。こちら側ではなんともなりません。

解決方法
「御礼といい、感謝する」

出てきたら
「お疲れ様、ありがとう」といい、手元に置かず、あるべき場所に戻す。
水晶ならば土などに、お守りならば返納して新しい物を授かる。



以上のことですが、参考になれば。
ただ言えることは、「物を探す」ということは、自分自身の波動というか、波長というか、そういうものが一気に下がっている時です。これは常に、ではなくて、その時にはまり込んでいるということです。

できれば「物を無くした」と思ったときは、できる限り探してみて、見つからないときは、ムキにならないことです。
ムキになって探すとしめたものと、もっと酷い事になります。

僕の事例ですが、駐車場で物を無くしました。
もちろん探すのですが、どうしても見つからない。
正直、よく考えればどっちでもいいのですが、地べたに這いつくばって探している姿は、もし誰かが見ていたら、土下座しているように見えたでしょう。
その時、それにふと気がついて、ぞっとしました。
すぐに立ち上がり、物を探すのを止め、無くした物は諦めました。

「これって、僕を土下座させたいだけなんじゃ…」

それからもう絶対に訳の分からない事に対して、格好だけだとしても土下座なんてごめんだと強く思い、そうしてきました。
不思議なのですが、そうしてから、そういった物のなくしかたをしなくなりました。
誰かわかりませんが、まあいわゆる目に見えない何かが、ともかく土下座させたかったのかな、と振り返っても思います。

物をないない言って探している姿は、貴方を変な風に思うものからすれば、それは愉快なことでしょう。

自分が物を探している姿を想像して、あれ、変だなって思ったら、もうしないことです。

貴方のそういうところをみたいものが、そうさせている。
かもしれませんので、探し物はあまりしないことです。