初めに言葉ありき。2

書き忘れたので、追記。

言の葉、というように、五行で考えると、言葉は純粋に木の気であると思う。
ここで、ちょっと高度だが、五行をかじったことのある人間ならわかるだろう。
木剋土で、土の気は人間の体である。つまり、言葉は人間の肉体ですら制するのだ。
また、金剋木で、金の気は、殺伐の気。あらゆるものを断つ気でもある。
つまり、言葉を非情にな感情で発すると、金剋木になるのである。
水生木で考えれば、時の流れや流れ行く人間関係で言葉が生まれることになる。
木生火で言葉は感情を生み出す。仄かな灯火でも、業火でも生み出せる。
つまり単純に五行で考えても、やはり言葉というのは重要な位置を占める。

小生は思うのだが、この言の葉という言葉を生み出した人間は、真の天才であると思う。
いや、もしかしたら、神がインスピレーションを通じて人間に教えたかったのかもしれない。
まさに、言葉というのは、それそのものが魔術であり、至高の宝であり、我々の分身であり、

そして、宇宙そのものである。