スターウォーズ・ローグワンを見た感想(ネタバレ無し)
それはマニアの皆さんと比べたら足元には及びませんが、好きなモノは好き、と言った感じです。
それで見てきましたので、その感想ですが、実は見ている少し前まで、家族で日帰り旅行をしていまして、約400キロ弱を運転してきていて、疲れていました。
疲れている時に映画はやっぱりだめだなぁ、と思いました。
すいません、ファンなのに30分くらい寝てしまいました。
つまらなかったわけじゃないですよ、と言いたいのですが、実際にはちょっとつまらない部分もありまして、そこで寝てしまったんです笑
ご愛嬌というわけで、すいません。
今回は公開されたばかり、なのでネタバレはしませんが、結論から言うと、感動して泣きました。
今回のスターウォーズはスターウォーズらしくないなぁ、と思っていたのです。
ですが、なんというか、すごく心に響いたシーンが後半にたくさんありました。
スターウォーズで、まず出てくるのは僕的にはジェダイとフォースなのですが、そのあたり、サイドストーリーということで少し趣向が凝らされていまして、ああ、こういうやり方もあるのだな、とすごく感じました。
スターウォーズ本編でもよく聞くセリフ、
「May the FORCE be with you」
が本当によく出てきますが、普段はこのセリフは、スタートレックのバルカン星人が挨拶代わりに使う、
「長寿と繁栄を」
みたいな感じで捉えていましたが、実はまったく違う、すごい力を持つ言葉だということに大変感動しました。
レイキの師範とも話していましたけど、
「フォースとともにあらんことを、って、フォースはどっかべつのところにあって、それがいっしょにいるといいね、という感じだけど、わたしたちレイキ使う人からすると、そうじゃないのよね。レイキはいつも一緒に在るエネルギーだから、レイキ流に言うならば、フォースは常にともに在る、かなぁ」
と話していたのが印象的で、僕もその意見には賛同していました。
「なんかフォースって、特別なジェダイだけが操ることができる、自分とは全く異なるところに在るエネルギーってのも変な感じ」
というのが正直なところでした。
フォースは理力、つまり宇宙に流れるエネルギー、ということで、レイキと似ていますが、ダークサイドがあったりして、なんだかこのあたりは違和感があるものでした。
まあ、想像上のものだから現実のものと違っていて当然なのですが、どうもこのエネルギーワークというカテゴライズの中でも違和感が在る設定だな、というくらいに捉えていてください。
僕個人的には、フォースの設定はREIKIから取られているような感じがしますけど。
ともかく、このフォースに起因することが、スターウォーズの醍醐味の一つでもあると思うのですが、今回は今までみたいな感じとは全く感じでした。
そして、とてもとても感動しました。
あの世界ではジェダイが率先してフォースを使っているので(もともとジェダイはフォースの研究者集団であって、元来あの姿で始まったのではないのは念の為のウンチクで)、その存在は疑いようもないのですが、一般人には扱えないどころか、感じることすらできないものですが、あまりにジェダイの存在が強烈なために、フォースがともにあらんことを、というセリフがあるのだと思っていました。
本当はとてもとても感動したシーンの詳細を書きたいのですが、そんな野暮はせず、この映画を見ていて思ったことがありました。
それは、聖書の詩篇23章です。
日本人はあまり聖書に馴染みがないですが、この詩篇23章は聖句として様々なところで唱えられており、また困難に出会った人々を何度も救い上げた素晴らしい言葉として有名なのです。
Wikipediaより抜粋
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです
抜粋終わり
そのシーンを見た時に、まさにこれだ、と思いながら、もちろん作り物だとわかっていましたがとても感動しながらそのシーンを眺めていました。
詩篇23章は聖書なので、主ということで神様になっていますが、この部分が、置き換わっているのです。
善と悪、光の闇の戦い、
そういうことも大事ですが、
なるほど、こっちのほうが心に訴えるものがあるなぁと感動して見ていました。
この映画をみて、ますますスターウォーズが好きになったのは間違いないし、何よりも、違う視点でスターウォーズを見ることができたし、見るようになった、そんな素晴らしい映画でした。
わかる人にはわかる。 そんな映画でした。
あと、これも思いました。
ジェダイって本当にあの世界では一騎当千なんだ…、です。
追記追記で申し訳ないのですが、今回は音楽が良かった。
ep1の時は、なんといいうか、サントラ全体が、はしゃぎすぎていてお祭り騒ぎだった感じがあり、こう、落ち着いたシーンでも
「凄い喜んで演奏している、作曲している」
というのがひしひしと伝わってきて、音が弾んでいるなぁ、と思いながら、ep7までくると、
「失敗しちゃいけない、うまく奏でないといけない」
という感じが伝わってきまして、なんというか、すごく慎重かつ、でも、嬉しい嬉しいという感情が伝ってくる感じでした。
今回の音楽は、全体的にすごく良かった。
特にエンディングのオーケストラはゆっくり聞いてみてください。
前までとは全く違う、すごくうまい!!、と思ったのです。
弾みすぎてもなく、かといって、失敗を恐れる不安でもない、すばらしい落ち着いた音色でした。収録技術もあがっているのでしょう、とても音場がしっかりしていて、すごい綺麗なオーケストラ、に聞こえたのです。
あれは機械音楽がではなくて、人が奏でている、という確信が持てます。
人の温かみ、とか、思いの旋律というのでしょうか、そういったものが伝わってきました。非常に上手だと思います。
ただ、やっぱり、
「聞いてほしい」
という思いも伝わってくるので、BGMはクロコでしょ、という感覚の方には、つと辛い部分もあるかもしれません。
いずれにしても、ep1,2,3,7,rougeと、素晴らしい値千金のオーケストラ演奏がエンディングにあるので、早々に立ち去ってしまうのはとてももったいないと思います。
疲れている時に映画はやっぱりだめだなぁ、と思いました。
すいません、ファンなのに30分くらい寝てしまいました。
つまらなかったわけじゃないですよ、と言いたいのですが、実際にはちょっとつまらない部分もありまして、そこで寝てしまったんです笑
ご愛嬌というわけで、すいません。
今回は公開されたばかり、なのでネタバレはしませんが、結論から言うと、感動して泣きました。
今回のスターウォーズはスターウォーズらしくないなぁ、と思っていたのです。
ですが、なんというか、すごく心に響いたシーンが後半にたくさんありました。
スターウォーズで、まず出てくるのは僕的にはジェダイとフォースなのですが、そのあたり、サイドストーリーということで少し趣向が凝らされていまして、ああ、こういうやり方もあるのだな、とすごく感じました。
スターウォーズ本編でもよく聞くセリフ、
「May the FORCE be with you」
が本当によく出てきますが、普段はこのセリフは、スタートレックのバルカン星人が挨拶代わりに使う、
「長寿と繁栄を」
みたいな感じで捉えていましたが、実はまったく違う、すごい力を持つ言葉だということに大変感動しました。
レイキの師範とも話していましたけど、
「フォースとともにあらんことを、って、フォースはどっかべつのところにあって、それがいっしょにいるといいね、という感じだけど、わたしたちレイキ使う人からすると、そうじゃないのよね。レイキはいつも一緒に在るエネルギーだから、レイキ流に言うならば、フォースは常にともに在る、かなぁ」
と話していたのが印象的で、僕もその意見には賛同していました。
「なんかフォースって、特別なジェダイだけが操ることができる、自分とは全く異なるところに在るエネルギーってのも変な感じ」
というのが正直なところでした。
フォースは理力、つまり宇宙に流れるエネルギー、ということで、レイキと似ていますが、ダークサイドがあったりして、なんだかこのあたりは違和感があるものでした。
まあ、想像上のものだから現実のものと違っていて当然なのですが、どうもこのエネルギーワークというカテゴライズの中でも違和感が在る設定だな、というくらいに捉えていてください。
僕個人的には、フォースの設定はREIKIから取られているような感じがしますけど。
ともかく、このフォースに起因することが、スターウォーズの醍醐味の一つでもあると思うのですが、今回は今までみたいな感じとは全く感じでした。
そして、とてもとても感動しました。
あの世界ではジェダイが率先してフォースを使っているので(もともとジェダイはフォースの研究者集団であって、元来あの姿で始まったのではないのは念の為のウンチクで)、その存在は疑いようもないのですが、一般人には扱えないどころか、感じることすらできないものですが、あまりにジェダイの存在が強烈なために、フォースがともにあらんことを、というセリフがあるのだと思っていました。
本当はとてもとても感動したシーンの詳細を書きたいのですが、そんな野暮はせず、この映画を見ていて思ったことがありました。
それは、聖書の詩篇23章です。
日本人はあまり聖書に馴染みがないですが、この詩篇23章は聖句として様々なところで唱えられており、また困難に出会った人々を何度も救い上げた素晴らしい言葉として有名なのです。
Wikipediaより抜粋
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです
抜粋終わり
そのシーンを見た時に、まさにこれだ、と思いながら、もちろん作り物だとわかっていましたがとても感動しながらそのシーンを眺めていました。
詩篇23章は聖書なので、主ということで神様になっていますが、この部分が、置き換わっているのです。
善と悪、光の闇の戦い、
そういうことも大事ですが、
なるほど、こっちのほうが心に訴えるものがあるなぁと感動して見ていました。
この映画をみて、ますますスターウォーズが好きになったのは間違いないし、何よりも、違う視点でスターウォーズを見ることができたし、見るようになった、そんな素晴らしい映画でした。
わかる人にはわかる。 そんな映画でした。
あと、これも思いました。
ジェダイって本当にあの世界では一騎当千なんだ…、です。
追記追記で申し訳ないのですが、今回は音楽が良かった。
ep1の時は、なんといいうか、サントラ全体が、はしゃぎすぎていてお祭り騒ぎだった感じがあり、こう、落ち着いたシーンでも
「凄い喜んで演奏している、作曲している」
というのがひしひしと伝わってきて、音が弾んでいるなぁ、と思いながら、ep7までくると、
「失敗しちゃいけない、うまく奏でないといけない」
という感じが伝わってきまして、なんというか、すごく慎重かつ、でも、嬉しい嬉しいという感情が伝ってくる感じでした。
今回の音楽は、全体的にすごく良かった。
特にエンディングのオーケストラはゆっくり聞いてみてください。
前までとは全く違う、すごくうまい!!、と思ったのです。
弾みすぎてもなく、かといって、失敗を恐れる不安でもない、すばらしい落ち着いた音色でした。収録技術もあがっているのでしょう、とても音場がしっかりしていて、すごい綺麗なオーケストラ、に聞こえたのです。
あれは機械音楽がではなくて、人が奏でている、という確信が持てます。
人の温かみ、とか、思いの旋律というのでしょうか、そういったものが伝わってきました。非常に上手だと思います。
ただ、やっぱり、
「聞いてほしい」
という思いも伝わってくるので、BGMはクロコでしょ、という感覚の方には、つと辛い部分もあるかもしれません。
いずれにしても、ep1,2,3,7,rougeと、素晴らしい値千金のオーケストラ演奏がエンディングにあるので、早々に立ち去ってしまうのはとてももったいないと思います。