ヘミシンク・Inner Journyで面白い体験をしました。
久しぶりにヘミシンクで面白い体験をしました。
今回使用したのは、インナージャーニー。
Amazonでも販売しています。
あまり使用したことがない音源で、どんな感じなんだろうと今さら調べると、
「ベストセラーで、瞑想用」
というのが紹介文に多いので、へー、と思います。
僕が実際に体験したのは、瞑想というより、自分の内側への意志の拡大、また、自分の内側にある生命というものへの旅といったところでした。
今回はエネルギー変換ボックスなど、一定の前手順を踏まずに素直に聞くことにしました。
こういった前手順が知りたい方は、自宅学習用WAVEシリーズを聞いてみて下さい。
不思議なんですけど、実際にヘミシンクの音楽を聴いていると分かるんですが、意識が拡大していて、違うフォーカス状態になっているときには、耳から聞こえてくる音楽はあまり記憶にありません。記憶が飛ぶというのではなくて、聞いていないのです。だから、どんな音楽かはわかりません。最初の方だけちゃんと聞いてしましたけど。
前手順なしで聞いていると、フォーカスを上がる感覚ではなく、自分の内側に入っていくような感じがします。いつもは
「異なる場所に行く感覚」
に近いのですが、今回はそんなことは無く、まさに自分の内側の開かれていない扉を開けるような感覚でした。
暗い空間を抜けると、開けた空間です。
空から海を眺めています、絵に描いたような美しい南国の海。エメラルドグリーンの海に白波がさざめいています。陸地は見えるような見えないような遠浅の海岸です。そのまま下を向いたまま、美しい海の上をゆっくりと飛行しています。
やがて海岸がみえると、ゆっくりと降り立ちます。
目の前には、まさに典型的な南国の海。美しい白い砂浜、ゆっくりと何回も打ち寄せる波、遠くは青く、近くはエメラルドグリーンの海原、椰子の木が見えます。岩場も少しあるようです。まさに楽園、といったところでしょうか。
フォーカスが上がっても自分のしゃべりたいことは話せるのですが、今回はなぜか口が塞がれているようにしゃべることができません。
ただ、さざめく浪波の音。
もう一度ふわりと自分の足下が浮かび上がると、今度は色の濃い、波の粗めの海岸にでました。
自分が大好きな色、深い紺色の海。
さっきとは打って変わった荒々しい波、でもどこか優しく、決して乱暴なさざめき方ではない、素晴らしい海。
はた、と気がついたのです。
「そうか、これは生命の源をみているんだ」
直感の次には理屈です。
なるほど、生命は海で生まれたというし、自分の中の海、つまり生命をみているのだ、と気がついたのです。
本当にきれいな海。
人の手が一切加わっていない、純粋な海、というのはああいう風景なのだろう、と思うのです。
今回の旅は、海を見る旅と言っても過言では無く、ひたすら海でした。
やがて、時間がたち、自分もヘッドホンを外すと、その風景は消えました。
僕たちの命、というのは、海という形で体内と精神の奥深くに隠されているのかもしれません。