ヘミシンクで大冒険 〜アルタイルでネイティブアメリカン?!〜

こんにちは。
友人に聞かれて、ちょっと確認のつもりで行ってきたアルタイル星が実は凄い話だったということで、その友人のためにもこのブログの記事を書くことになりました。

まずはその友人MGさん、魔女なんですけど(マジで本物の魔女、失われた古代の術の継承者)、この場を借りてお礼を言います。

助言がなければアルタイルとか思いつきもしなかったのです。本当にありがとう。


さて。Google Sky Mapにあるのアルタイル。
アルタイルの天文学的な説明は他のサイトに任せるとして簡単にいえば、「彦星」です。

気がつかなかったのですが、わし座と関係がありまして、実は陰陽家的に、牽牛星というのはわかっていましたけど、わし座というのは後々調べてわかったのです。お恥ずかしい。
しかし、それが後に大きな意味をなすことになるなどとは夢にも思いませんでした。

ワカンタンカ
サンダンス
ハンブレチア

この三つの単語がわかる人には説明は無用ですが、もしネイティブアメリカンに興味があるのであれば、ぜひおすすめしたい本があります。
趣旨とは違いますが、ご縁がありましたので、是非紹介させていただきたいと思います。


「聖なる木下へ」
http://amzn.asia/7IJKs40
(リンクが正しく働かないのもしれませんので、URLをコピーして使用してください)



これはたぐいまれなる良書でして、僕も何回か通して読んでいるのですが、非常に読みやすい文書と私たちが知りたいネイティブアメリカンを描き出しています。そして、彼らの悲しい歴史と話もです。

ネイティブアメリカンは鷲と大きな関係を持つ民族であります。
まさかだからって、わし座と関係があるなんて。
わからないものだなぁ、と思いながら今もこの記事を書いています。

閑話休題。

魔女から助言を受けて、アルタイルに出発です。
今回も使用するヘミシンクはこれ。



コズミックトラベラー。
本当に役に立つというか、すばらしいと思います。
結構物質的なサイドからアクセスしてくれるので、記事にもしやすいですし。

イヤフォンを耳にして、出発の時です。

いきなり、宇宙空間に放り出されます。今回のガイドは結構せっかちな感じです。

「今日のガイドをしてくれる方にお願いです。行きたい場所があります」
「どこかね」
「アルタイルです。正確にはアルタイルではなくてもいいのですが、その周辺の影響がある惑星系、できれば生命系がある星を見てみたいのです」
「…アルタイルか」

しばらくの沈黙。

「アルタイルは非常に遠い。時間も無いから、今回は一気に現地まで飛ぶ」
「わかりました、そちらの都合に合わせますので、良い方法をお願いします」
「わかった、いきなりでわるいんだが」

目の前がいきなり緑色のトンネルに変化した。めまぐるしく回転をしている。



「いきなりスターゲートですか?!」
「今回は距離があるので、まずは太陽系で一番大きなゲートに向かっている」
「どこですか?」
「太陽だ」
「え?!」



目の前に太陽が見える。ものすごい短時間で一気にやってきた。
「太陽にゲートがあるですか?」
「勘違いをしている。太陽がゲートなのだ。門のような使い方というより、君たちでいえばスイングバイに近い使い方だ。時間がないので、一気に行く」

自分がびょーんと伸ばされるような感覚があり、長細くなったように感じる。横目に太陽がみえるが、はじき出されるようにして、一気に暗転した。
残念ながら、この瞬間、僕はブラックアウト。
そして、一定時間意識が喪失するヘミシンク用語でいう「クリックアウト」を経験することになる。

目の前に白く明るい星が見える。光も強く、荒々しい感じがするが、若いが故、と言う感じもしなくもない。中々強そうな星だ。

「アルタイルは強い放射線を発していて、それそのものの星系には生物も厳しい。ここから一番近い生命系にアクセスをする。少し離れる。君たちには馴染みが深いものだ」



「今現在のアルタイルの生命系、と言って良いだろう」

海だ。

感覚的に凄く大きな海の惑星の大洋の中にいる。
アルタイルの光だろうか、真っ白な鋭い光が水の中にまで差し込んでいる。深いところまで光が差し込んでいる。ものすごく透明度が高い海だ。でも、海面も海底も見えないくらい巨大。上下左右どれもすべて海の水に満たされている空間だ。
エメラルドグリーンの水。
こんなに透明で穏やかな海は見たことがない。
後ろから何か大きな生き物が凄いスピードで駆け抜けた。その大きさは半端ない。まるで高層ビルが魚になったようだ。地球で一番近い生き物は、もちろん、鯨だ。
だが、明らかに鯨と違うところがある。
背びれがない、足もないし、目もないし鼻もない。腹が白く、背が黒いツートンカラーで構成された流線型、そして大きく二つに割れた尾びれのみ。

「この生物形態は君たちの宇宙では一般的なはずだ。魚だ」

よく見ると、たくさんいる。
下の方に、隣に、左右の奥の方にある程度の間隔を開けながら群れをなしている。それは本当に壮観でとても大きな魚だった。

「すいません、すばらしいのはわかったのですが、実は知的な生命体を探しているのです。アルタイルには知的生命体系はないのですか?」

しばらくの沈黙。
本当に美しい海だ、いつまでも時間が許す限り眺めていたい。

「難しいな」
(この言葉はノンバーバルコミュニケーションであり、様々な意味を含んでいた)

「わかりました。無理は言いません」
(多分、何かの事情があって公開できないか、またはそれを望んでいないのか、本当にないのかはわからなかった)

「今の時間では、ない。としかいえない」
ガイドがヒントのように言うので、なんとなくユーモラスに感じた。

「今の時間にこだわりません。もっと先の時間でかまいません」
「では、ずっと先の未来に」

ぐるりと反転し来る闇の中に放り出される。ここでもクリックアウト。

気がつくと、大地の上に立っていた。
広い荒野、たき火が見える。地に這う暗闇をさくように火が蕩々と燃えていた。
遠くに黒く陰った山々がそびえている、その連なる長さと地平線の曲線から、遙かに地球よりも大きな星だというのか直感的にわかる。
空には星、そうかなり巨大な木星のような、雲がうねる星が見えた。そして、月よりも大きな惑星も見える、地球の夜空とは違ってずいぶんと賑やかである。

「彼らが、この星系の知的生命体だ。あの海の時代から約350万年後だ」

ガイドの声で気がついたが、たき火の後ろには誰かが座っていた。簡素なテント、庵のような物を結んでおり、彼、は頭から布をかぶっていた。


布はずいぶんと鮮やかなカラーのストライプが入っている。
赤が目立つ、なんとなくだがその色は彼らにとって神聖な色だと直感した。
上記の絵では、一人だけだが、実は書き切れなかったが、たき火を挟んだ反対側に子供が3人ほどいたように思えた。背格好は大人をそのまま小さくした感じだが、もれなく、生命力にあふれているのか落ち着きはなかった。



火を静かに見つめている彼は、まるで何かを大地語るようなものだった。そして少し気がついた。これは、ネイティブアメリカンと同じかもしれない、と。
彼はもしかしたら一種のメディスンマンなのかもしれない、そんな考えがよぎった。




彼の顔は人類とは違っていた。人類よりも大きな頭をもっていて、縦に細長かった。目は見たことがないような構造で、地球上であれに似ている目は昆虫の複眼だが、見たこともないような構造で、まぶたがあるのか無いのかそれもわからない。黒い、少し湿ったような大きな目は火を見つめていた。
皮膚は人間のような赤みがかったような肌ではなかった。
青いような、黒いような、まったく違う色をしていたのだ。




頭からかぶった布が厚く、そして作りが素晴らしかった。何の素材かわからなかったが、丈夫そうに見えた。そして、織り込んでいるストライプの色が、本当に素晴らしい発色をしていた。

「そろそろ時間だ、今日はここまでだ」

仕方が無い。
もっと知りたかったが、ヘミシンクが良くないところは、唐突に終わりが来るところだ。
それにしても、今の時間枠でも、ずっと先の将来の時間でも、アルタイルはきっと素晴らしい生命系を構築していくだろう。
そんなことを考えながら、また僕は光の渦に飲み込まれていった。


アルタイルがわし座というのは、このヘミシンク後に知ったことだった。ネイティブアメリカン、彼らがインディアンでもよいと言っているようだが、ネイティブアメリカンは、鷲というのはワカンタンカの使いであるという。ワカンタンカとは、日本人にわかるように言えば、「大宇宙霊」のような存在だ。創造神でも、単なる神でも全然問題ないが、そのあたり興味があるのであれば、前に書いた推薦書を一読されたい。
そのワカンタンカの使いである、鷲をかたどる星座のまさに一翼の星、アルタイルにネイティブアメリカンのような知的生命体が、ずっと未来の世界にいる。といはなんというできすぎた話なのだろう、と思う反面、それが本当であれば、やはり真理なのだろうと感慨を禁じ得ない。

正直、アルタイルに関しては全く興味がなかった。
今回、このような冒険ができたのは、魔女MGさんのおかげである。
改めて、感謝を表したい。