再考・貴方がタイミングが悪い理由、そして、タイミングが悪いのはどうしたら良いのか?




このブログで意外とアクセスが記事の一つに、
「タイミングの悪い人、タイミングの悪いこと、そして、運とタイミングの関係

があります。
ちょっと驚いているのですが、世の中には「タイミング悪いなぁ」程度から、「このタイミングの悪さは命取りになる」という深刻なものまで存在しているようです。


それで、もう一度、これを考察してみたいと思います。
当時では気が付かなかったことがたくさんあるように思いまして、結論どうの言うよりも、実際にどうしたらいいのか、対処方法含めて、進化版を寄稿したいと思います。


前に投稿したときよりも、少なくとも、僕はタイミングがよくなりました。それでわかったことがありますが、タイミングが良くなると、自分よりもタイミングが悪い人がよく見えるようになりまして、どうしてそうなるのか、なんとなくわかるようになってきました。そして、様々な勉強も続けていますから、もっと色々分かりやすくお伝えできるのではと考えています。

さて、この記事を読んでいる方は、少なくとも、タイミングが良くない人、または、なにかしらの理由でその解決のヒントを探しているのではないだろうか、と思います。まずそういった方にお願いがあるのですが、

「タイミングが悪いことと、運の悪さは、もしかしたら基本的には全く別のものかもしれない」

と言うことです。
どういうことか、というと、両者は全く関係がないかもしれませんが、コンテンツとしては別カテゴリですということです。
特に出会いや人とのご縁といったものは、確かに関係性はありますが、根本的なところでは別なのでは、と考えるようになりました。
なので、貴方が、

「運が悪いなぁ」

と考えるのか、

「タイミングが悪いなぁ」

と考えるのか、そこが大事で、今回の話の重点は後者のタイミングが悪いなぁ、に、焦点が当ててあります。

運とは物事の運びのことであり(もっと別の意味合いもありますが、それはまたの機会で)、つまり物事が始まっているのに、うまく事が運ばないことです。

タイミングが悪い、というのは、よく事故に遭う確率です。事故とは交通事故も意味合い的には含まれますが、大変な事態が重なったり、余裕がないときによりにもよって、という結構致命的なエラーのことです。

トラブルとアクシデントの違い、みたいなものでしょうか。

トラブルには対処できますが、タイミングが悪いアクシデントは対処ができるケースがほとんどありません。

トラブルはひたひたと足音が聞こえますが、アクシデントはいきなり振ってきます。

なんとなく両者の違いがわかったところで、このタイミングが悪いということに対しての対処方法です。はっきり言いますが、タイミングが悪いと感じたときにできることは何もありません。ただ、人間の心理として、

「まず受け止める」
「まず拒否をする」

程度です。そして、タイミング悪い人は、常に強いストレスがかかっていますから、拒否するということが多くなります。これに善し悪しはないと思います。しかし、どうしたって、この二つのどちらをとっても事態は変わりません。拒否しようが受忍しようが、対処しなければいけない事は対処せざるを得ません。そこで思います。

「なんでタイミングが悪いのだろう?」

これにはやはり、天の意思が関わっていると思います。天とは貴方の守護霊でも守護神でも守護天使でも背後霊でも霊団でもI/Thereでもなんでも呼び方はいいのですが、つまるところ、貴方の目に見えない部分を担当しているものです。
目に見える部分は肉体をもつ貴方が担当をしていますから、貴方の責任の範疇が大きいです。目に見えない部分は誰が責任を持つのでしょうか?、それはやっぱり天だと思います。

「天はやらかす」

ということなのです。ミスをします。しかし、この世界はある種の学校、教育の場ですから、たとえ先生がやらかしたミスでも生徒である貴方が責任をとりあえずはとらないといけないという問題なのです。
考えてみれば、天はやらかした場合、自分とは違う人が責任をとるのですからかなり辛い立場だと思います。ミスの挽回はできませんから。しかしやはり天もまだまだ成長途中のものですから、どうしたってやらかすことはあります。

私たちの中には、

「天は完璧である」

という固定観念があるのではないでしょうか。それは小さい頃、

「大人、とりわけ、親、先生は自分にとって完璧な存在」

という刷り込みが強い人ほどそれはあるのだと思います。ここの大転換が必要で、まさに

「神様だってミスをするさ」

くらいの考え方が必要です。いや、実際にミスをします。勘違いして祟ってしまったり、勘違いして怒ったりします。古事記を読めばわかりますが、天照大神と素戔嗚尊の誓い(うけひ)の場面などは、最初の方は、天照大神が、弟神がなにかケンカしに来たんじゃないかと勘違いし、思い切り武装状態でお迎えをするのです。神様同士やらかすのですから、それは守護霊でもやらかします。

そこで、はっきり言いますが、

「タイミングが悪いのはあなたの責任じゃない」

くらいの開き直りが必要です。タイミング悪いこと、に対して責任を感じたり、落ち込んだりしなくていいのです。だって、そもそも話、目に見えるところを一生懸命しているあなたにそこまでやらかす方がどうかしているのです。だから、

「タイミングが悪くてできないことを無理やりしなくても良い」

のです。
だいたいタイミングが悪い人は、その場面に出会うと何とかしようとしてしまいます。そして、何とかしてしまうのです。ある意味実務能力が高い人なのですが、これが問題です。

僕がお勧めする、タイミングが悪い人にしてほしい改善策。

「タイミング悪いときには、積極的に何もしない」

これです。
大変なことにならないように何とかしようとしますよね、そうすると、なぜが物事が重なっておきたり、思いも寄らないトラブルが発生したり舞い込んだりして、泣きっ面に蜂もいいところになりませんか?。

「大変だぁああ」

と一生懸命になってなんとかしようとするのです。
これ、逆効果なんです。

貴方の責任でタイミングが悪いのではありません。だから、貴方が責任を取る必要はありません。何もせずにやらかした天に責任をとらせてください。

そんなことしていいの?と言われそうですが、いいんです。貴方は酷い思いをした側なのですから。
ただ、本当に事故などで「物理的な損傷があったり、物理的ななにかを緊急的にしなければいけない」時はしてください。

「うわー、事故に巻き込まれてしもうたわ、タイミングわるー。ほっとこー」

ってのはダメですから。
何もしないというのは、必要以上に慌てない、ということです。できないことはできません、でいいのです。
何とかできてしまうから、何とかしてしまう。
これがダメなのです。平常運転でちょっとがんばってもできないことは、もうそれは天の責任として割り切ってできないのでいいのです。

普段通りやって、できないことは、できないで仕方なし。

これです。

慌てる事なかれ、平常心。

できないことは無理してまでしない。

これでどうでしょうかw