2017年の手帳の選び方。

私はかなりの文具マニア、と自負しています。

なにせ、手帳は毎年、4冊から5冊は買い込んでいます。もちろん、全部使って…いるはずもなく、どれがよいのか、使いながら変遷していったりしています。

と、ここまで書いて一ヶ月以上放置したので、仕切り直し。

来年の手帳として購入したのは、以下のようです。



ざっくりしてこれだけあります。

左から説明です。
ほぼ日手帳、マンスリーなし、デイリーオンリーのものとカバー

手帳の高橋文庫本サイズのリシェルの3番

ウーマンズダイアリー和田祐美の営業手帳2017

ジブン手帳2017

ノルティ 変形型リスティの2番

実はここにもう一つ加わりまして、高橋手帳73番が入りました。



実は毎年、これ以上に手帳を買っておりまして。


県民手帳

自衛隊手帳

などが入ります。
これだけ買ってどうするの、と言われそうですが、実はこれだけ購入しても納得いく手帳というのはなかなか出会えません。もちろん同じ手帳を使い続けてもいいのですが、毎年ライフスタイルや時間の使い方が異なる以上、手帳も応じて変化していくのは当然だと思っているのでこうなってしまいます。

それにしても…

ざっくりで数万円は使っているように感じます。
勿体無いなぁ、と思いまして、頭の中の整理整頓の意味でも、読んでくれている皆さんにも参考にしていただけるかもしれない、と思って、この記事を書いている次第です。

なぜ手帳たくさん買うのか、という質問には、それぞれの魅力があるから、というのもあります。雑誌に紹介されていたり、みんなが使っていたりとありますけど、問題は

「手帳なんて、自分に合うかどうか、実際に使って見ないとわからない」

ということからきています。
使い始めて初めてわかること、快不快がわかるようになります。誰かが使っていたから自分に取っても同様だということはまずありません。だから、一発で自分に合う手帳なんてそうそう見つからないと思います。

去年まで使っていた手帳と同じものを使えばいいじゃないか、という意見もあるでしょう。でも、前の一年とこれからの一年、同じでしょうか。
中には転勤があったり転職があったり冠婚葬祭を経てライフスタイルが激変することもあります。職位が変わればもちろん同じ手帳なんて使っていられないでしょう。

一年過ぎれば人も成長します。環境も変わります。そこに合う手帳なんて使って見なければわかりません。

さて、そんなわけで、この中で生き残った手帳はズバリ、ノルティのリスティ2番でした。
他の手帳は高橋手帳73番を除いて全滅。
なぜか、一つ一つ説明をしていきます。
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○ほぼ日手帳。


お値段はかなり高め。
そして、1日一ページという手帳では非常識な方法で、あらゆる層のユーザーを獲得した、有名中の有名。

実は2016年がほぼ日手帳のデビューでした。今まで色々な手帳を使っていて、使いやすいな、と思った反面、

「トモエリバー、最悪。軽いだけが取り柄じゃん」

という感想も持ったのです。
ところが一年を使っていて、僕はこの手帳の欠陥を身を以て知ることになったのです。それは、

「ほぼ日手帳は仕事では使えない」

ということでした。記録としては優秀かもしれませんが、仕事のマネジメントについてはこの手帳はまったくない、と言っていいでしょう。
なぜならば、1日1ページ、これがダメなんです。

僕は手帳を仕事に使うことが多いです。そして、自分自身のタイムマネジメントにも使っています。ほぼ日は、長期の計画に向いていないのです。特に、2-3日で完結するような仕事はともかく、一週間、一ヶ月と言ったスパンの仕事についてはこれは使えません。

大事な予定を記入するとします。
すると、日付とともにどんどん後ろに書いたページが流されてしまい、結果として、いつから始まったのか、いつで終わりか、どこでどれだけの経過なのか、油断をすると全く分からなくなります。

これは致命的です。
書く分量が多く、比較的文字を大きく書く自分としてはアリだったのですが、スパンが長い仕事、特に管理職でもありますから、その辺りこの手帳を使用していて、いらいらすることかたくさんありました。書き方なども工夫しましたが、無理です。あっという間に、ページが流れていき、全体の管理などができなくなります。

あと、トモエリバー。
これはジブン手帳にも採用されているので書きますが、ペーンを選びすぎです。
裏写りしすぎ。

軽くてこれだけの紙が製造できるのは、本当にすごいと思います。

僕は、蛍光ペンや万年筆、ジェルインク、水性インクなどを使用します。そういう人には向いていないと思います。
モレスキンも裏写りしますが、トモエリバーはそれ以上。
ジェルインクで書き込んだところに、蛍光ペンなんか塗ったら大変なことにw

僕は自分の手帳術の一つとして、終わった仕事は、蛍光ペンで塗りつぶすということをします。それをトモエリバーでやると、結構大変なことに(^◇^;)。


そんなわけで、ほぼ日は買いましたが、よく考えた末、使う前にやめてしまったという感じです。
今後、長期の計画でも使用できる方法があれば、切り替えますけど。

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○和田裕美の営業手帳2017


意外と安く、割り振り方もしっかりしていて、帯の宣伝文句もパーフェクト。
はい、購入して使っていくうちに、あれれ、という気分になりました。

まず、作りが甘い。
糸綴じのなのですが、とじが甘いのか紙が解けそうに感じることがあり、耐久性に問題がないか心配です。
いえそんなことより、気分の問題です。

いつも和田裕美さんがいる感じです。
いいんですよ、励ましてくれるんならば。いや、そうなんですけどね。

はっきり言って、うざい。

自己顕示欲がこんなに強い人が世の中にいるんだなぁ、と勉強になりました。

「私、凄いでしょ! 、凄いんだから、この手帳作ったの、見て見て私を見て、私は凄いの。だから、この凄い私が作った手帳であなたも凄さを感じて!!!、ねぇ!!」

こんな感じです。

辟易しました。

紙質は本当にいい感じで、それさえなければいいんですが。
残念ながら、このうざったい自己顕示欲の塊みたいな手帳は、僕には合いませんでした。

僕の考え一つに、手帳は秘書みたいなところがあります。僕は秘書の資格も持っていますし、したこともありますが、自己顕示欲とは別な次元の仕事です。
自分のことをとかく主張するような仕事ではなく、むしろ全く逆であり、自分の存在はできる限り感じさせないものの、常にそばにいて素晴らしい仕事をしてくれる、そんな存在です。

その考えの上で、この手帳は秘書的なことはできないのです。

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○高橋手帳、リシェルの3番。

この手帳は2017年ではありません、が、2016年度版ですので、引き続き使用できるものです。2017年4月まで使用できるものです。
文庫本サイズ、A6です。
厚さも作りも最高で、シックな表紙、紙質は問題なく、少し高級感があり、各余白もたくさんあり、素晴らしいの一言に尽きます。
問題は、自分が文字を大きく書くことが増えたことから、 少し余白が足らなくなくったことです。普通のことが普通に使う分には、そつなく、そして問題なく使える間違いがない選択でしょう。
大きさも本当にいいです。
文庫本サイズは本を手にしている自分たちにとって問題がないサイズです。
特に、Kindleデバイスや7インチタブレットを愛用している人には、しっくりくるサイズでしょう。サイズで迷ったら、このA6サイズをオススメします。

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○左・ジブン手帳 右・ノルティのリスティ3番




 ○ジブン手帳

ジブン手帳はかなりいいです。ではなぜ使わなかったのか、まず、トモエリバーがどうしても好きになれない、もう一つ、

「使い方が決まっている手帳」

だからです。
一見自由度が高い手帳だと思いますよね。いいえ、ジブン手帳は、かなりルールが存在します。
使用していて窮屈に感じるのです。
コンテンツ多すぎるのも問題です。
コンテンツ多いのはいいのですが、一つ一つのスペースが詰め込みすぎで、役に立ちません。なんでもできるけど、何もできない典型例です。
マネーフローにしたってせっかく設置があるのに、たった2ページ。一年に2ページしかマネーに関する余白がないとか無理です。出納帳にも使えません。
あと、コンテンツごとにルールが多く、ああしろこうしろ、とかなり要求される「感じ」がします。
手帳を使いなれているものにとって、これらはかなり苦痛です。自分が長年かけて構築してきた手帳術を何も知らない人に合わせなければいけないのは、今までの経験を捨てることと同様のことなのです。
あと、これも上記の営業手帳と同じで、強い自己過信と傲慢を感じます。
どこか、誰が、というわけではなく、

「ああ、若い人が作り上げたものだな」

と感じるのです。

使っていて、傲慢さが感じる手帳であり、ルールを強いられることから、残念ながら使うことはないでしょう。

サイズは素晴らしかった。
これはMiniですが、このサイズはとてもいいですね。
実はこれと同じことができる手帳があります。
サイズも似ています。

「トラベラーズノート」

です。
自分はどうせ使うならば、こちらをお勧めします。
同じサイズで、そつなく、過度な自己主張がなく、自分の経験をぶつけられる素晴らしい手帳です。
僕も数年前まで使用していました。今でも恋しく思う手帳の一つです。

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○右側、ノルティのリスティ2番

リスティ2番については、実は営業手帳と迷いに迷ってその時に買わなかった手帳でした。ジブン手帳まで購入して、これはどうしたものか、と思っていて、結局、この手帳を思い浮かべたものです。

ノルティは手帳の高橋さんと比べて何がいけないか、それはズバリ、デザインです。
デザインとは中身ではなく、エクステリア、つまり表紙です。
はっきり言って、ダサい、安っぽいです。

手帳の高橋さんはそのあたりとてもわかっていて、少し高く設定しても、表紙はかなり気を使っているのがわかります。一見して、安っぽいビニールとわからない表紙のデザインをしていて、一見して無駄だと思えるがとても大事な要素の金具だったりと、抜け目がありません。対して、ノルティさんは、そのあたり、効率化なのか、いらないと見ているのか、なくなってしまって、一見して安っぽく見られてしまうデザインを採用しています。

僕はここが一番気に入らなかったんです。

しかし、営業手帳の自己顕示欲、ジブン手帳の傲慢さより随分マシで、中身は手帳の高橋さんと引けを取らない出来です。素晴らしい。

今はこの手帳に落ち着いています。
結構大きく、多分、ジブン手帳の標準サイズくらいあります。
トラベラーズノートの大きい方と同じくらいでしょうか。

紙質も最高。文句なし。
ペンもあまり選びません。


たくさん書く人、プロジェクト管理が必要な人にはもってこいのものです。
大きいのがダメな人は、一度確認してから入手した方が良いでしょう。

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 ○高橋手帳73番

実はこれは実用して購入したわけではなく、ある雑誌に影響されて購入しました。
あっているかどうか自信はありませんが、ある雑誌に
「グランハイアット フロントオフィスのXXさんが使用している「らしき」ものです。雑誌にはきちんとした紹介がありませんでしたが、掲載されている写真からこれじゃないかなって探し出したものです。


少し高価ですが、さすが手帳の高橋。
よくわかってらっしゃる、と思う一品です。
持ち運びがメインでもあり、記入がメインならば、これを選択して問題ないでしょう。
一点だけ。

ブロック型のマンスリーがないことです。
これは人によっては大きな要素になりますので、一度確認をしてください。
持っていて、いいかも、と思うのは、なかなかないもので、なんとなく持つものの楽しみを思い出させる逸品です。

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以上です。

参考になれば幸いです。
でも、使って見ないとわからないですよね。

迷ったら、サイズはA6で考えて見てください。
邪魔にもならず、小さすぎず、大きすぎもしない、いい感じのサイズです。

また手帳の中身も随時公開できたら、と思います。