パワーストーンの浄化について、お茶の浄化作用。

自己責任でお願いします。

パワーストーンを扱うのは、今の時代当たり前になってきました。
職業柄、毎年数万人の人に出会うのですが、男性でも女性でもパワーストーンを身に着けていることは珍しくなく、一時は出会うすべての人が身につけていたことがあります。

ですが、せっかくのパワーストーンをちゃんとメンテナンスして使用している人は少ないと感じます。中にはとてもくたびれたパワーストーンを身に着けていて、石が気の毒になるようなものも実は少なくありません。
きちんとメンテナンスをしている人は少ないのが実情なのです。

そのメンテナンス方法ですが、ネットや詳しい人から聞けば、かなりの方法が出てくると思います。本格的にセージを使う方法から、塩や月光などかなりの数があります。
その中でも、なかなかお目にかからないのが、レモン果汁を使う方法があります。

これはウィッカが使う術の一つで、レモンは霊的浄化、物理浄化、霊的解毒作用が強く、入手して自分のものにする一番最初にとても効果的です。ただ、酸性がとても強いものですから、石によっては思わぬダメージを受けることがあります。つけておけばいいと言うものではなく、サラサラと流す程度で、果汁を流したあとは水ですすぐといいというものです。

僕は習得している術の形式がバリバリの東洋系なので、もう一つあまり知られていない、とても手軽で効果的な方法をお教えしたいと思います。

それは、「茶」を使う方法です。

そう、普通の緑茶です。チャノキから得る茶葉のお茶で、麦茶などチャノキ以外の茶ではありません。(余談ですが、昔、麦茶は茶と言わず、麦汁と呼んでいました)
まずお茶の紹介ですが、皆さんは、お茶の神話というのをご存知でしょうか。日本人だと、だいたい千利休という話ですが、これは茶道であり、昔の中国の闘茶という博打ごとからきているものになります。まあ、千利休は闘茶はかなり嫌いだったようですが。

茶というのは、歴史が古く、始まりは古代中国にあります。

Te、という発音が西に渡り、ティーになり、東に渡りチャとなっていったのは有名な話です。では、お茶を一番最初に飲んだ人は誰でしょうか。

これには伝説があります。
昔の中国に神農炎帝という皇帝がいました。彼は人間というにはちょっと異なる風貌と才能を持っていましたが、まあ、神話時代の中国の皇帝と思っていただければ大丈夫です。彼はざっくりいうと、漢方の祖であり、どんな植物が人間にとって薬になるか自分の体で試し、神農本草経というものにまとめた人、という感じです。
現在の漢方というのは、この神農のおかげでもあります。

自分の体で植物を試した、というのですから、中には毒だったり、体調を悪くするようなものもあります。そういうものを試していたわけですから、毒下しはとても重要なものでした。

諸説はありますが、その中の一つから。

神農は様々な植物を試し、薬になるもの、毒になるものを選別していました。ある時、毒になるものを取り続けていたため、食欲はなくなり、元気もありませんでした。
そんな中、神農は湯を沸かしていました。
この時代、水といったら川の水ですから湯冷ましにしないと飲めません。
炎を見つめている神農の上から、ひらひらと数枚の葉っぱが舞い降りてきました。その葉っぱは湯を沸かしている窯の中に落ちました。
神農は特にそれを取ることもせずに、湯を沸かし続けました。
すると、 湯が金色に変わり、芳しい香りがしてきました。
神農はその湯をすくって飲むと、得も言われる甘さ、香りの深さに驚きました。
もっと驚いたことに、その湯を飲むと、ぼんやりしていた頭は冴え、お腹の中の毒はくだされ、健康を取り戻しました。
神農はそこからお茶を発見しました。


という話がありまして。
神農はお茶を毒くだしとして使用したため、多くの薬草を発見することになりました。

ちなみに、中二心をくすぐる炎帝という呼び名ですが、これはプロメテウスです。炎帝は東洋のプロメテウスなのです。

その後、茶聖と呼ばれるようになる陸羽が茶経を記して、日本に渡り、千利休が茶を完成させました。

また、道教の一派では茶というのはとても神聖なものであり、辟邪、つまり邪悪を祓い、撒いたり、それで拭いたりすると、場が清まる考えがありました。
多分、霊幻道士でもキョンシーに茶をかけたようなシーンがあったような…記憶がうっすらと。
また、茶は酒の代わりとして扱いました。
呉の時代から習慣がありましたが、以茶代酒という言葉があります。
酒の弱い人は茶でも失礼に当たらず、というものであり、道教でも、祭壇に茶を捧げることは珍しくありません。また、神に捧げ物するときに、酒がなければ茶というのもありなのです。

日本でも、茶の使い方はいろいろありますが、織豊時代から茶は政治利用されていることからその価値は高いというのは一貫しています。
茶はステータスでした。
織豊時代以降、茶を嗜まない日本人は皆無と言ってもいいでしょう。

現代では茶会というのは、開く側も呼ばれる側も少なくなりましたが、ある種のステータス的、フォーマル的な役割があります。
また、お茶屋さんなどはその香りからすぐにわかりますし、茶の香りは本当に素晴らしいものですよね。

医学的にも茶というのは健康に良いと証明されていますし、茶を飲むなんてことはあたりまえですし、そもそも病気の時でもお茶は口にできる数少ないものです。

昔から思うのですが。

現代スピリチュアルな世界で、茶というのは、あまりステータスではありません。
なんというか、積極的に関わるどこか、単なる嗜好品に過ぎす、まったくもってこういった歴史的経緯をガン無視している状態で、茶の効用を軽視しているのか、またはまったくわかっていないのか、と思うことがあります。

僕は茶が大好きなので、よく飲んでいますが、お茶は運気を上げ、魔を退け、邪を祓います。経験則ですが、本当にそれは感じます。
(ちなみに、紅茶より、緑茶のほうが強く、岩茶は浄化にすごい力を持っています)

この、茶というものをパワーストーンの浄化に使わない手はないと思います。

茶葉によるパワーストーンの浄化方法。


 こんなんです。
まあ、この前にちゃんと「お茶」につけて浄化しましたけど、茶葉だけのほうが多分浄化力は強いのではないかと思います。
こうやってむき出しに茶葉をおいていると、香りもすごく良くて、浄化している周りが緑茶の香りで満たされて、とてもスッキリした感じになります。


 こんな感じで茶葉の上に乗っけています。茶葉に余裕がある方は、塩で浄化するように漬けこんでしまうという手もありでしょう。

大体、15分から30分もすれば十分でしょう。

僕はレイキ療法士の見習い君ですので、エネルギーワークは得意です。
もともと気が見える人でもありますから、どれくらいの浄化がされているかは、すぐにわかります。というか、正直、茶葉でこんなに強く浄化ができると思いませんでしたし、実際に写真は水晶玉ですが、こんなにパワーアップするとは思いませんでした。

浄化後の水晶






 こんな感じです。

茶葉ならば結構手に入りやすく、また使いやすいので使わない手はないと思います。
ぜひ、パワーストーンの浄化を考えている人におすすめいたします。