運が悪いとき、どうしたらいいの。


この記事を読みの来た貴方は、きっと、
「どうしてこんなに運が悪いのだろう」
とか
「どうしてこんなに今日はおかしな事が続くのだろう」
と思う方が多くて、さらに言えば、
「なにか自分は悪いことをしたのだろうか」
と自分を責めている人がいるのかもしれません。

そんな貴方にまず言いたいことは、
運の悪さの大半は、貴方のせいではありませんよ
ということです。

そして、あえて誤解を恐れずに、結論からいいますと、

「運が悪いときは努めて、今しなければいけないことをするだけにして、、余分なこと、特に『できないことは』切り捨ててしまいなさい。もし、できれば、いったん何もしないで立ち止まって行動は10分くらいはしないでおきなさい」


単純に

出来ないことはあえてしないと決断すること


ということです。
こういうことをネットで検索すると、やれ、まじないやら、やれ占いやら、と、やれスピリチュアルやら、自分の悪いところを解消するスピ的目覚めの時やら、もう色々出てきます。

それはそれとおいておいて、僕もそうでしたが、知りたいのは、

「どうしたらいいんだよ」

ということでした。
その答えとして、

「やらなければいけないことはあるだろうが、できないことはしない、手をつけない」

ということです。

結論を先に言いましたので、ここから先は時間が時間がある方や読まれたい方などでお願いします。


かく言う僕も、そんなに雲外違法ではありません。
というか、傍目からみても、

どつぼにはまる不運な人

と、自他共に認められてしまうような人でした。
もちろん、いろいろな運勢改善も試してきましたし、形而上学的な原因探求、つまりなんで運が悪いの、運が悪いってそもそもなに?
みたいな話で、研究しました。

しかし、そこに、

「運が悪いとき、その人はどうしたらいいのか」

という命題に答えるものは少なく、まあ、よくて、方違えくらいか、奇門遁甲か、くらいでしょうか。もちろん、水晶ブレス、呪文におまじないもありますけど、はっきり言いますが、効くの?と思われる方は少なくないでしょう。
そういうのがどんどん高じてきて、

やれパワースポットやら、やれどこそこの神社に行くとか、

もはや幸運のバーゲンセールの噂を聞いたらとりあえず行ってみる、というなんとも本末転倒な状態になってしまいました。

結局、確かに一時的な効果はあっても、また違う形や量の不運が降りかかってくる、ということで、スピリチュアルスパイラルに陥ってしまい、かえって最初の状態より悪くなっているような人も多いと僕は感じます。

不運を受け入れる


ということは、とても勇気のいることです。
口ではなんとでも言えます、でも心の底から、自分は不運であり、どうにもならない、一生付き合っていかなければいけない、いわば病気みたいなものである。と心底受け入れるのは本当に辛く、またなかなかできないことです。

しかし、まずはそこから始まることもあるので、これをお読みになっている方で、いろいろ思うところがある方であれば、

自分は不運なんだ、なにやってもうまくいかない。

ということを認めてしまうことをオススメします。

自分が病気になったときを思い出してください。その時、体は辛く、熱はあったのかもしれません、咳がひとがったのかも、気分が悪かったのかもしれません、吐いていたり、下痢をしていたり、ともかく酷い状態だったときを思い出してください。

そんなときに、体の感覚を麻痺させる市販薬をどっさり飲んだり、栄養ドリンクを水代わりに飲んだりしたとしましょう。

確かに一時的に回復するかもしれません。
だけど、その反動は怖いものがありますし、下手をすれば命に関わるようなことがあるかもしれません。

私たちは、体に対しては凄く気をつけますが、心については壊れてしまうまで気がつきません。もっといえば、スピリチュアルな自分のことについては壊れてしまっても気がつかない人もたくさんいるようです。

別に幸運になるすべを否定しているのではありません。

タイミングが悪いとき、運が悪いとき、それは貴方のスピリチュアルなところが消耗している時に起きやすく、重なって辛いことが起きます。
そんなとき、これもあれも、と頑張ってやってしまうことは、さらに高い壁を呼び寄せることになります。
そして上記のことを体に落とし込んで話しをすると、

「病体にむち打ってわざわざハードワークしているが、やっぱりつらいので、自分の考えでたくさん薬と栄養剤飲んで、しのいでいる」

ということです。

良くなるはずもないし、そんな状態の仕事って…良い仕事、良い結果になっているでしょうか??

忙しいでしょう。
ええ、やらなければいけないこともたくさんある。

だけど不運が続いているときは無理なんです。ちょっと普通の状態ではない。
だから、


やらなければいけないことをするのではなくて、できることだけをする。

でいいんです。
そうすると、やらなけれぱいけなかったことができてなくて、困るじゃないか、となりますよね。ええ、その通りです。
でも、それは

仕方が無い、しようが無い。

ことだったのです。
何でも無いときならばできたでしょう、でもそうではなかった。


不運なときに出来なかったことは、貴方の責任ではありません。


と言いたいです。
じゃあ、誰の責任か、という話ですが、これは、このブログで一番読まれている記事、

http://anikius.blogspot.com/2017/03/blog-post.html

を参考にしてください。


タイミングが悪いとき、不運なとき、できることだけをして、できないものはしないできないやらない、で過ごしましょう。

よく考えたら、昔の平安貴族は物忌みといって、なにもしなかったみたいですね。
別に貴族になれとはいいませんが、自分の運、というのも好調不調があるので、不調時には好調の時のようなことはしない、と心がけてみてください。