たくさん書きたいことはあれど。最近のIMの日本語っておかしくない?

ご無沙汰しております。
色々なことが起きているので、ブログに書きたいのですが、やはりここは忙しい月であるので全く8月はかけずじまいで過ごしてしまいました。

9月に入ってからでも、自分から色々経験させていただいてることが本当に貴重なことが多くて、また整理して書こう・・・かなと思っている反面、整理している間にどんどん時間が経っていってしますので、それならばいっそハチャメチャでもブログに書いてしまうのもアリなんでは、と思いながら今記しています。

僕はMacを使用しているので、この入力はライブ変換をしています。
前まではハードディスクに頻繁にアクセスをしてレイテンシがあまりにひどいので使うのをやめていましたが、SSDに変更をしてから、そういえば前のHDDの遅さはないから切り替えてみようと思い、今使用しています。

慣れていないIMなので、誤変換が多数あったら本当にすいません。

そういえば、IM、Windowsでいえば、IMEですが、どうも変な感じがします。自分は「カワセミ2」をしていました。そんなに高くないのですが、有料です。

macOSに搭載されているIMはカスタマイズされているものの、開発者から考えると実体はGoogleIMEとそんなに変わらないと思います。ただ、GoogleIMEもそうですが、使用していると首をかしげることが多いんですよね。これがあれが、と個別に指摘し始めたらきりはありませんが、全体的に日本語がよくわかっていない、と感じるのです。

言語としての日本語がかなり特殊でさらに漢字仮名交じりという難しい言語だということは承知しています。だけど今の日本語変換システムは本当にひどい。何がひどいかというと、まともに基礎の日本語が分かっているのかな、と感じるのです。

ネットスラングや新語というのは確かに賢い。
だけど本来あるべき日本語の流れがむちゃくちゃで何をどうやってユーザーがタイピングしているのか分かっていないような気がします。
それはライブ変換でよくわかりました。

「賢い日本語変換」
の大前提として、
「長文を変換せずにタイプしていれば、賢い日本語変換になるかも」
というものです。

きっと開発者の人たちは、

「若くて」
「ネットの世界に精通していて」
「長文入力がほぼ常態化していて」
「ハイスペックのPCなどで開発している」

のではないかなと想像しています。
それもPCやITに関係する専門用語以外はあまり使わず、比較的平易な日本語を日常的に使用している感じだと思います。

決めつけるのは良くないですが、自分が論文を書くときに、一千年前くらいによく使われていた日本語では全く現代のIMは歯が立ちません。
情けないことですが、日本の神様の名前になどその9割9分が全滅です。全く変換できない。
これはせめて、ちょっとくらいは、と思いますが、きっとそんな無理なことを思われるかもしれません。でも、日本のIMならば、ちょっとくらいは日本の神様の名前くらいは変換できていいんじゃないかなって思います。

閑話休題。

昔、ワープロを使っていた人は思うと感じるのですが、昔のワープロは賢かった。
今よりもずっとスペックが低かったし、今よりももっと技術は劣っていたのに、そこには知恵がありました。
だから、今よりも変換が賢かったんだと思います。
今は集合知で色々辞書編纂しているみたいですが、集合知は確かにものを知るぶんにはもってこいなのかもしれませんが、賢いかどうかそれは話が別だと思います。
あと、日本語変換の仕組みを組んでいる人は、プログラマも含めて、もっとたくさんの人生経験をされたらどうでしょうかと思います。ネット上ではなくて、リアルのコミュニケーションです。
バーバルコミュニケーションだけに頼っているからダメなんです。逆説的でなんですが、バーバルコミュニケーションをうまくするには、ノンバーバルなコミュニケーションがどれくらいできるか、これはとても大事なファクターだと思いますよ。
ノンバーバルがバーバルに与える影響力は凄まじいものだと思います。
なので、そういったリアルのコミュニケーションで体験せざるを得ないノンバーバルなやりとりをもっともっと自分の中に取り入れてほしいと思います。
これはテキストでやりとりをするバーバルコミュニケーションでは絶対に得られません。
そういった経験がとても不足している人材が、IMEを組み立てているような感じがします。

反面、ワープロはとてもとても限られたリソースだったので、何でもかんでも打ち込むのではなくて、際どい取捨選択をしていたんだと思います。だから、そこには人間の知恵がどうしても必要になると思いますし、そういった知恵はノンバーバルコミュニケーションから得られたものが大きく影響していたと思います。
もちろん、搭載する辞書の大きさだけではなく、エンジンの処理の仕方にも同じことが言えます。

ヘミシンクなんかはそのほとんどがノンバーバルなコミュニケーションです。
だって人間とは違う知性体とコンタクトするのですから、バーバルコミュニケーションはほとんど役に立ちません。

なんだそりゃと思う人はぜひ、ヘミシンクで体験してみてほしいものです。
わざわざ練習するためのプログラムがあるんですよ。

参考

ヘミシンク入門 ゲートウェイシリーズIV

NVCとあるのが、ノンバーバルコミュニケーションの略です。


愚痴になりましたが、こんなことを思いました。