ネタバレあり・映画プラットホームを見ての考察
見ましたよ。
色々話があるみたいですが、聖書と関係しているのは明らかだと思います。そして、気持ち悪いという話がありましたが、本当に気持ち悪い映画は、「グリーン・インフェルノ」です。
聖書に関係しているのは、映画内で引用しているというのもありますが、階層が333階というのは明らかに、獣の数字666を意識しての話です。ペアでいるので、333×2=666という具合ですが、獣の数字である理由は他にもあります。それは、食べ物が反重力エレベーター降りてくるんですが、食器はあるのに、ナイフやフォーク、箸などがないんですよね。つまり、食うときは、手を使って、獣のように食べろってことなんですよ。
傍目からみたら、貪っている姿は獣、そして、ペアで、333階ある。
なにより、最初の方で、「上にいる者、下にいる者、そして、落下(堕天)する者」と言っているんですね。キリスト教やユダヤ教なんかでは、堕天使が地獄に堕ちますので(分かっている人は、地上だろというのはおいておいて)、神様は上にいて、下には人間がいて、天使は堕天していく、という事を言っているのです。この言葉がこの映画のすべてを語っているように、救いの天使は反重力エレベーターに乗って、堕天してくるのです。だから、最後にあの二人がああいう形で、メッセージを上に伝えるのです。
パンナコッタが少女になる理由はいろいろありますが、煮詰めたクリーム…という意味から、性的にクリームというのは使いますので、意味はあると思います。
ともかく、これは精神にちょっとくる映画です。あれですよね、キューブとかSAWとかグリーン・インフェルノ見ていたら、これは大丈夫なレベル。
食い物に関しては、恵みだな、と思い知らされる映画でした。