冬季北京オリンピックの女子フィギュアスケートについて思うこと。

 



雪の降る中、女子フィギュアスケートがオリンピックで開催されていたので見ていました。
亡くなった祖母はこのフィギュアスケートが大好きでした。
さて、今回の女子フィギュアスケートについてはドーピング問題が勃発、よい大人たちが年端も行かない選手たちを巻き込んで政治的な駆け引きを行っています。
その中心にいるのは、ワリエワ選手でしょう。
どういうドーピングか、というのは嫌というほどネットには流れているので、特にここでは議論しません。

女子フィギュアスケートを最後までみて、一番最後のワリエワ選手のフリースタイルの演技を見たときには、目を覆ってしまい、

「信じられない、信じたくない」

というありえないミスが連発され、結局のところ、総合順位では4位でした。
その中で、坂本選手が銅メダルで暫定確定され、これは心からお祝いをしたいと思います。
僕が書きたいのは、ワリエワ選手のことです。

ミスはたしかにミスです。
しかし、その他の演技は非常に美しかった。
あんな回転ができる人が地上に存在することが驚きでした。転んでも転んでも回転を続ける彼女の姿は、その美しさに心を打たれました。

僕はいまだかつて、女子フィギュアスケートであんなに美しく飛び回転をする人を見たことがありませんでした。
しかし着氷には失敗が続き、彼女らしくない失敗が続きました。

僕は彼女を心から賞賛します。
素晴らしい演技を見せてくれたことに、心から感謝をします。

と同時に、大人たちは何をやっているんだ、と心底怒りを覚えます。
彼女、ワリエワ選手を囲むロシアを始め、各機関の大人たちは、たった15歳の彼女に何を背負わせて知らん顔しているんだ、と思います。

15歳ですよ。
それでオリンピックに出て、あれだけの演技をするだけでも、もはや十分金メダルものだと思いますね。

国際スポーツ仲裁裁判所、IOC、ROC、世界ドーピング防止機構。
良い大人たちが、何を寄ってたかって、こんな素晴らしい才能をもつ少女を潰しているのでしようか。
彼女がどんな気持ちであの舞台に立ったのか、気持ちやプレッシャーを考えるだけで、本当に居た堪れない気持ちになります。

僕は彼女の氷上の回転の美しさを忘れることはないでしょう。
ワリエワ選手はよく頑張りました。心から拍手と賞賛を贈ります。

余談です。

ちょっと話題から外れるのですが、ワリエワ選手の衣装は左巻きの蛇がいました。
彼女の体に巻き付くように、蛇がデザインされていたのです。
ワリエワ選手の衣装はルシファー信仰の最たるものです。
悪魔や堕天使に力を借りても、頂上に上り詰めてそこから蹴落とされるだけなのです。
そういうこともきっと、世界最高といわれたワリエワ選手の演技を陥れたものの、目に見えない一つの要因だったと思います。
どんな力を借りてでも勝ちたかったロシアの気持ちはわかりますが、良くないものは良くないのです。
年端も行かないような子たちを闇には引きずり込んではいけません。
その他にも、ピラミッドアイ、ルシファー信仰の所作をする選手の多かったこと、もちろん五輪自体も大きく関わっている堕天使信仰やバアル信仰になるのですが、あまり関わる人は良いことだと思いません。
結局、みんなが昏い闇に堕ちることになったではありませんか。