ヘミシンク体験記 〜月の真実をたどる旅〜



久しぶりにヘミシンクがうまくいったので記録します。

その前にヘミシンク中級者に向けてのコツですが、ヘミシンクをしばらくやっていて、寝てしまう方にアドバイスですが、よく睡眠をとった後にすると、ヘミシンク中に寝ることがありませんので、参考までに。

さて、オリオン大戦の旅が衝撃的だったので、しばらくオリオン座にこだわっていましたが、その後うまく行かず。

私があの体験をしてからとても疑問だったのは、
「オリオンというのは、地球にとってどういう意味を持つ場所なのか」
ということでした。
ガイドにコンタクトとってもうまく行かず、もう一回連れて行ってくれ、というのは通りそうな気配だけど、そもそもそれが答えではないし、と思っていたら、現実世界でシンクロニティが。

http://www.astroarts.co.jp/news/2010/04/09amino-acid/index-j.shtml

なるほど。

生命に深い関わりがあるアミノ酸の向きに、実はオリオンが関わっているとは夢にも思わなかったんです。ヘミシンクというのは、こういう形で答えをくれるものなのだな、と感心をしました。

このことを一つの区切りとして、オリオンからは一旦離れようかな、と思っています。
またヘミシンクを通じて、新しい体験をしましたら、ぜひこのブログに書こうと思います。


今回は、先の写真にあるように、月です。
THE MOON.

月はかなり異色な天体でして、様々な説があります。
そもそもその出自からして、今ではジャイアント・インパクト説が有力ですが、それでも説明できてない部分は多くあり、現在に至っても説の確定までは至っていません。
それどころか、現在でも月には様々な説があり、廃墟になった都市がある(アポロ20号説)とか、まあ様々な謎があります。
日食に関してもパーフェクトな位置にありますし、生命の発達や、生命のリズムにとっても月は欠かせないとても重要な役目を果たしています。

一体、月とはなんなのか。

そういう疑問に少しでも答えてくれる旅になるだろう…と思ったのですが、これが信じられないような体験に。

今回使ったのは、前回と同じくコズミックトラベラーです。




今回は事前にたっぷりと睡眠をとって眠くならないようにしています。
風呂、トイレを済ませ、静かな環境を作り、仰向けになります。
今回はうまくいくようにアファーメーションを取り入れます。

聴き始めてすぐに、アファーメーションをしました。
アファーメーションとは、ヘミシンクでの体験がうまくいくように、ガイドにあらかじめ頼むことです。もっとも、アファーメーションは宣言と訳されますけど。
内容は以下のようです。

「ヘミシンクをこれから始めるので、助けが欲しい。自分は肉体を超えた存在である、自分の体験を助けてくれる存在があればお願いをしたい。出来る限りビジュアルな体験をしたい、出来る限り記憶に残したい、悪い影響から守ってほしい。また自分がこのような体験ができることに感謝をします」

というものです。
アファーメーション自体は、ヘミシンクの独学教材、「Gateway Voyage」シリーズで勉強できます。この辺りの詳細は別のホームページやブログに任せるとします。


アファーメーションが終わったあと、直感的にうまくいくとわかりました。
視界が真っ黒な瞼の裏から丸い光の玉が4つ重なって見えます。

それから光の度合いが強くなり、体が持ち上げられるような感覚。
直後、視界が広がります。
公園みたいなところです。
フォーカス27みたいなところで、なんだろう、と思っていると、男性が声をかけてきました。茶色がかった赤毛で、ちょっと痩せた感じの男性です。でも不健康ではなく、体から光が放たれているような感じです。雰囲気はアングロサクソンそのものです。

「こんにちは」

向こうが話かけて来ました。

「こんにちは。貴方がガイドですか?」

私が問いかけると、

「はい、私が今回のガイドです。志願してきました。ここがどこだかわかりますか?」

「いえ、わかりません」

「そうでしょう」

ガイドが微笑みながら自分の前を歩きます。そして、木の傍らに止まります。そこには女性が一人いて、笑顔で木に実っているリンゴのような、オレンジのようなたわわに実った果実をもいでいます。女性がニコニコしていて美人です。そこにガイドの男性が近づき、親しげに話をし始めます。
女性が話しかけます。

「こんにちは、貴方、こちらの方は?」

「ああ、僕達のことを見に来られた訪問者だよ」

「珍しいわね、こんなところに訪問者って。でも、ここはとても素敵よ、みて青い空、綺麗な緑、済んだ空気、そして、この果物もおいしいわよ」

「僕達結婚しているんだ」

「仲が良くていいですね」

「さあ、僕はこれからこの方を案内しないといけないから、離れて」

「貴方、大丈夫かしら、だってここはとても違いすぎるもの、この方、とても混乱すると思うわ」

「この方のことは、この方が決めるんだ。さあ、少し歩きましょう」

公園のようなところをあるく、公園というか、果樹園と公園が合体しているようで、木々が多い茂るところはその殆どが果実が実っていて、そうでないところは、芝生がよく整えられている。大きく開けたところには、噴水のようなものがあり、そこの水はとても澄んでいて、水はとても美しかった。

「わかりますか、ここは月です。正確にはあなた方の思う月とは違うが、それでも月です」

「はぁ???」

はっきり言ってまったく理解できなかった。

「私が知っている月とは、こういうものです」

ノンバーバルコミュニケーションは心得ているので、今の現在、私達が持っている月のイメージ、荒涼とした砂漠、大気もないような地表、砂埃にまみれる表土。

「ああ、わかります。あなた方はそのほとんどの方がそのイメージですね。でも、月なのですよ」

どうも話がわからない、

「月、というと、どこかの衛星なのですか?」

「いいえ、あなた方のいう月です」

「ええっ、そんなはずはありません。THE MOONですよ、地球の衛星だととても思えないです」

「そうでしょう、ちょっと信じられない話をしますが、地球はもともと二連星でした」

もうこの時点で疑惑が思い浮かぶ。私は力を込めていう、同時にリーボルを作って身を包む。自分の体の表面がエネルギーの膜で包まれるのがわかる。同時に疑惑の目を彼に向ける。

「すいません、私を惑わすつもりならやめていただきたい。私はこの世界に良くないネガティブな方向に持って行こうとする存在も知っています。もしそういうことならば、私を相手にしないでください。私はネガティブな存在と同調するつもりはありません」

はっきりと言う。
彼は困ったような顔をしたが、ここは自分の意志を貫かないといけない。ガイドが口を開く。

「私達はネガティブな存在ではありません。貴方が混乱するのはわかります。しかしこれは事実なのです。月の発生はここから始まるのです」

「地球が二連星?、昔、SFで反地球というのがありましたけど、それとは違うんですよね。反地球の衛星とか」

「違います、あなた方がいう月です。ただ、貴方が見た風景は月であって月ではありません。現在の月は非常に荒れ果てていますが、もともと、月というのはあの位置にはありませんでした。現在とは大きく違うので説明が難しいのですが」

「よくわかりません、話が矛盾しているように思います」

「まず、私達の星、その後の月、ですが、今の地球より外側にありました。太陽系のある惑星の衛星としてそこにありました。もともとはなかったものを私達が星ごと持ってきたのです」

「つまり、どこかの惑星をまるごと移動させて、太陽系に来た?」

「はい、そうともいえます。移動というのは正しくありませんが。私達は人間ですが、太陽系出身ではありません。地球はそのころ、植物がお生い茂り、私達は手を付けないでいました、いえ、つけられずにいました」

「ううーん…」

「そのころ地球は二連星でした。恒星の二連星はありますが、地球は大変めずらしく、惑星として二連星、というか兄弟星でした。両方共緑が茂っていましたが、非常に危険な接近の状態を保ちつつ奇跡的に存在をしていたのです」

「うーん…」

本当かなぁ、という疑問ばかり。
もちろん説明とともに、その画像が見せられる。

「太陽の活動と不運な事故が重なり、私達の星は衛星としてその星にとどまることが不可能になりました」

惑星の爆発のイメージ。いや、爆発というより崩壊なのか。

「さらに不運は重なり、私達は全滅、僅かな文明の痕跡を残して月になったのです。すいません、省略をして。貴方がとても不審がって波動が合わなくなってきているんです」

私の不信感は最高潮だったので、もうヘミシンクを止めることにした。体の振動数がどんどんガイドとは違って、ガイドがいた世界、フォーカスから離れていくのがわかった。


たったこれだけですが、どうも腑に落ちない。
とても不思議な体験でした。
これはヘミシンクに対する誤解を招くかもしれない、と思いましたが、やはり体験したことは文字だけでも共有したほうがいいと思いまして記したのです。